唐突ですが、審神者です。ブラウザゲーム「刀剣乱舞」をやっています。
いわゆる織田組・黒田組・おだて組が大好きで、関連する切手や風景印が無いものかと探しておりましたら…ありました、風景印「福岡中央」&ふるさと切手「福岡県・黒田節」!
そんなわけで呑み取りの槍、天下三名槍が一角『日本号』の登場です。
福岡中央郵便局
●使用期間:1993年6月7日~
●意匠図案:黒田節に杯を持った黒田武士、福岡城址、福岡タワー
●使用切手:ふるさと切手「黒田節・福岡県」(1992年8月発行)
図案:黒田武士…が手にする槍の話
この「呑み取りの槍」の逸話についてはWikiから抜粋してご紹介。
ある日、黒田長政は酒好きの福島正則のもとに家臣の母里友信を使いに出した。友信もまた酒豪であったため、長政は酒の上での間違いを恐れ、杯を勧められても飲むことを禁ずる。が、行ってみると案の定酔っ払っていた正則は、よい飲み相手が来たとばかり酒を勧めてきた。固辞する友信に正則は「黒田の者は、これしきの酒も飲めぬのか」と執拗に酒を強い、巨大な大盃を出して「これを飲み干せば、何でも褒美を取らす」と言ったため、心を決めた友信はその杯を見事に飲み干し、褒美に正則が豊臣秀吉から下賜された自慢の槍の日本号を貰い受けた。翌日、酔いがさめて青くなった福島正則は、使いをやって槍を返してくれるよう頼んだが友信はこれを断り、のちの朝鮮出兵に日本号を持参して武功をあげた。
切手や風景印では脇役に甘んじている名槍「日本号」についてはこちら。
元来は皇室所有物(御物)で、正三位の位を賜ったという伝承から、「槍に三位の位あり」と謳われた。正親町天皇より室町幕府15代将軍・足利義昭に下賜され、その後、織田信長を経て豊臣秀吉に渡り、秀吉より福島正則に与えられた。前述の逸話を経て黒田孝高の家臣・母里友信が正則より貰い受けた。
現在は福岡博物館で常時、その優美な姿を見ることができます。
黒田家名宝展示―官兵衛ゆかりの資料展示― | トピックス | 福岡市博物館
ちなみに押印が3/31なのは、なりゆきではなく日付指定によるものです。
ちょうど郵頼のタイミングが3月下旬だったので、それなら何か関連のある日付を…と思って真っ先に浮かんだのが「へし切長谷部の国宝指定日」だったわけで…
(へし切長谷部は日本号と同じく黒田家の名宝であり、国宝に指定されている打刀)
今年は国宝指定日TL祭りに参加できなかった分、ひっそりとこの形で楽しみました。
郵便局データ
福岡中央郵便局
〒810-8799
福岡県福岡市中央区天神4-3-1
駐車場あり(12台)