2024年10月、郵便料金の改訂後としてアップデートしました!
今回は準備編。「風景印」をもらうために用意しておきたいアレコレをご紹介します。
風景印をもらうためのアイテム
窓口でもらうにしろ、郵頼でもらうにしろ、必要なもの。
それは「切手」とそれを貼るための「台紙」です。なお、窓口ならこの2つだけでOK!
切手を選ぶ
郵便はがきの場合、既に料額印面があるので切手は不要です。
それ以外は切手が必要です。押印に必要な最低料額は「85円」です。
85円切手1枚が最安値ですが、切手を組み合わせて85円以上になれば押印してもらえます。
手元で余らせている昔の90円切手1枚でもOK、63円切手+22円切手でもOK。
風景印に合う切手を探すもよし、手持ちの切手に合う風景印を探すもよし。
別記事の【基本編】と被ってしまって恐縮ですが、切手を探すならこちらが参考になります。
特に「ふるさと切手」は地方色豊かな風景印と相性がよく、マッチング率も高めです。
郵便局で購入できるのは在庫がある切手のみ。何年か前に発行された切手や、地方限定発行の切手が欲しい場合はショップやオークションを覗いてみましょう。
特に郵便局が運営する「切手ストア」はさすがに本家だけあり、ご当地フレーム切手からアニメ・漫画・ゲームのフレーム切手まで、取り扱いが豊富です。
【参考】切手ストア|郵便局
【参考】切手・趣味の通信販売|スタマガネット
【参考】ヤフオク! – ふるさと切手 日本の検索結果
【参考】ヤフオク! – 特殊切手、記念切手 日本の検索結果
台紙を選ぶ
ツルツルの紙だとインクの乾きが遅くてこすれる危険性が、でこぼこが多い紙だと印影がきちんと出ない危険性がありますので注意。そこだけ注意しましょう。
郵便はがき
ここでは「料額印面されたもの」とします。通常はがきの料額は「85円」です。
- 通常はがき
- 往復はがき(170円)
- かもめ~る
- 年賀状
1月1日到着狙いの際、前もって早めに持ち込むと思いますが、そこで風景印を依頼しますと当日の日付で押印されて普通郵便扱いとなり、年内に届きます(年賀郵便にならない)
1月1日で押印したい場合、当日に営業している郵便局の郵便窓口(ゆうゆう窓口でも可)でお願いすることになります。
後日、余った年賀状の利用法として風景印を押してもらうのもいいと思いますよ!
私製はがき/ポストカード/封筒
色々なデザインのものが出ているのでお好みで選ぶもよし、切手とマッチングさせるもよし。
例えば、鳥獣戯画の切手+鳥獣戯画のポストカード。
50円切手なので+35円分の切手が必要ですが、一度に押せない距離まで離して貼るとそれぞれ押印してもらえます!
2024年10月1日から押印に必要な最低料額は「85円」になりました!
例えば、夏向けの切手+夏向けのポストカード。
このデザインフィル(またはミドリ)のシリーズがとっても大好きなんです。
万年筆の趣味と相まって見かけるたびに1~2種、購入しています。
組み合わせは無限大、考えるだけでも楽しいです!
ポスタルグッズ「風景印帳」/ 他の風景印帳
何と御朱印帳の風景印バージョン「風景印帳」が、2017年7月14日に発売されてました!
価格は税込800円、おおよそ名刺サイズでコンパクトです。
【参考】風景印帳 | 郵便局のポスタルグッズPOSTA COLLECT
……のですが、絶賛品切れ中。
再補充がされるか分からなかったので他の品を探してみましたところ、素敵なデザインのものを発見! こちらの品、いつか購入したいのでメモ代わりにぺたり。
上記以外の台紙
最もよく見かけるのは名刺サイズです。既存の名刺ファイルで管理できて便利なので私も名刺サイズで集めています。人気があるのはライフの情報カードですね。
この記事の冒頭にある写真の台紙は、ダイソーで購入した桜のミニカード。
縦型で統一して収集するつもりだったのに、可愛さに負けました(笑)
私は桜の時期、桜に関する風景印を押してもらう時に使う台紙としています。
デザインの更新が早いので、気に入ったものは早めにゲットした方がいいですね。
セリアにも名刺サイズのカードがたくさん売られているので要チェックです。
濃い色や柄物の封筒等への押印は無理?
大丈夫、簡単な方法があります。
こうして、コピー用紙を直径40mmほどに切って…
押印してほしい位置に貼り付ける。今回は右下の角にしました。これで完成!
- 風景印の実寸:36mm → 円形の台紙:直径40mmぐらい
- 小型印の実寸:32mm → 円形の台紙:直径36mmぐらい
上の写真は乗せただけですが、実際には剥がれないようしっかり糊付けしてください。
薄手のシール紙を使えばさらに手軽ですね。
丸く切るのが大変…そんな人のために、こちらも2017年7月14日に風景印/小型印シールが発売されました!
探してみると他にも丸型シールがありました。こちらは直径40mmタイプ。
でもサークルカッターがあると何かと便利です。
旅先で押したスタンプを丸く切り抜いて日記に貼ったり、つまみ細工のベースに使う厚紙を丸く切り抜くのも楽。私はオルファのコンパス型も持ってます。お好みでどうぞ。
まとめ
何に押してもらうか、それひとつとっても楽しめるのがいいところですね。
PinterestやX(旧Twitter)でも色々な風景印がアップされてますので、マッチングや台紙選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
料額印面(返信側は水色)のすぐ下に「返信」という文字が印刷されているため、風景印が見づらくなってしまう難点があります。
規格内において私製することができますので、自作の往復はがきという手もあります。
風景印のかからない場所に「往信」「返信」という文字を入れられます。