ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者、かも(2022年2月追記)

ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者だった!

ダイソーへマステを見に行った時、ふと目について購入したこちらのノート。

ネットで「ツバメノート」風とも「ライフノート」風ともアピカの「紳士なノート」風とも、呼ばれていた、ダイソーのノートです。特にこちらの色は紳士風。

今回、ダイソーで購入したのは「B6 横罫7ミリ」のノートです。

ダイソー「ノート プレミアムシリーズ B6 横罫」

裏面を見ても商品名らしい商品名がないので「アピカっぽいノート」「ツバメっぽいノート」と呼ぶ人が、ネット上では多かったように感じます(私もです)

ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者だった!

サイズ/罫の有無などでいくつか展開されていますが、ほんとアピカに似てる!(笑)
このクラシカルな表紙デザインがすごく好きなんです。
今回、私が購入したのは

置かれていた店頭ポップには、

ワンランク上の上質ノート
プレミアムシリーズ

と書かれていました。こちらのノートは3パターンずつ3種類で展開されており、

  • B5サイズ(6ミリ横罫/7ミリ横罫/5ミリ方眼)40枚(80ページ)
  • B6サイズ(7ミリ横罫/5ミリ方眼/無地)40枚(80ページ)
  • A6サイズ(7ミリ横罫/5ミリ方眼/無地)52枚(104ページ)

それぞれで表紙の色が異なります。(ちなみにメモ帳も展開されています)
B5サイズと、A5/A6サイズでは色の展開も違い、前者はオレンジ・グリーン・スカイブルーでいずれも渋めの良いカラーリング。後者はブルー・レッド・ライトグレーですが、こちらも渋くて好みの色合い。というか色展開までアピカ似です。

どれぐらい似てるかと言えば…

こうです!(笑)
横罫がブルー、方眼罫がレッド、無地がライトグレーというところまで一致。すごい…

本文に高級筆記用紙のクリーム上質紙を使用

では一体どこがプレミアムなのか? まず、使用されている本文用紙です。
日本製で厚みも感じ、しっかりしています。そしてなめらか。

ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者だった!

ご覧の通り、本文には「高級筆記用紙のクリーム上質紙」が使用されています。
真っ白な紙よりも目に優しく、個人的にも大好きな紙です。

ちなみにアピカのプレミアムCDノート(紳士なノート)は「シルクのような書き心地」というキャッチコピーで本当に滑らかです。以前、ミニリーフレットが配られていて、ノートで実際に使われているオリジナル筆記用紙「A.Silky 865 Premium」が挟み込まれていたので試筆をしてみましたが、その実力は最高レベル!

さすがにそこまでは追いつけないですが、アピカの帳簿用紙としても長く使われている高級筆記用紙「クリーム上質紙」の方を実装してきました、ダイソーのプレミアムシリーズ。

綴じ方は「糸綴じ」

ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者だった!

綴じは丈夫さに定評がある「糸綴じ」です。あれ…なかなかやりますね?
さすがにアピカの開きの良さには及ぶべくもありませんが、それでも使いやすいです。
リングノートは書く時にリングが手に当たって痛いし、無線綴じは背表紙にべったりと糊付けされるため開きづらいんですよね。糸綴じなので開きもいいです!

恒例の、ペンの裏抜けチェック!

今回は紙がいいので、これは期待大。なのでペンの数も多めに用意してみました。
水性インク、顔料インク、ゲルインクなどで取り揃えてます。

使用したペン

  • プラチナ「プレピー万年筆」M 中字 05(ブルーブラック)
  • プラチナ「プレピー万年筆」EF 極細 02(ブルーブラック)
  • プラチナ「プレジール」F 細字 +純正カートリッジインク(ブルーブラック)
  • プラチナ「プレジール」M 中字 + 純正カートリッジインク(ブラック)
  • プラチナ「#3776 センチュリー ニース ロゼ」F 細字 + 色彩雫【天色
  • パイロット「カクノ(kakuno)」M 中字 + 色彩雫【深海※コンバーターCON-70使用
  • パイロット「カクノ(kakuno)」M 中字 + 色彩雫【紫式部※コンバーターCON-70使用
  • トンボ「プレイカラー2」(べにいろ)
  • 呉竹「ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ」(色は複数)
  • 三菱「ユニボール シグノ」0.38mm/0.5mm/太字(色は複数)
  • 三菱「プロッキー・ツイン」(ブラック)
  • Too「コピック マルチライナー」0.3mm(ブラック)

うん。とりあえずたくさんです。

書いた感触は?

ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者だった!

たくさんあるので画像を2枚に分けてます。
一部、ペンの紹介順と実際に書いた順に違いがありますが…そして誤字ってますが、どうか、お気になさらず。プレジールの細字、同じプラチナの純正ブルーブラック仲間としてプレピーと一緒に置いているせいか、よく間違えます…

ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者だった!

うわぁ、なめらかだーーー!(笑)

ここまで来ると100均ノートとは思えず…ザラザラ感もなく、にじむこともない。すごい。
紙を考えれば当然な結果ですが…これを出してるのが100均ということに感動。

裏抜けチェック!

でも…プレジール M ブラック(手持ちの中で裏抜け率No.1)とか、色彩雫とか、シグノの太字ブラックあたりは抜けちゃうんでしょう? って思っていましたが。

(ぺらり……)

ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者だった!

んん!?

ダイソーのクリーム上質紙ノート、万年筆(中字)でも裏抜けゼロの実力者だった!

全く裏抜けしてない!!!

え…ええー…確かに厚みもしっかりしてるし、なめらかで書きやすく、書いてる最中の滲みもなかったのでいけるかなとは思っていたけど…それにしてもここまでとはw

思わず草を生やしてしまうほど問題なし。
ということで明日、B6とA6を制覇してきます。(B5ノートは未使用分が山積み…)

注意ポイント
下の追記にも書きましたが、2020年現在のものは一部のインクで裏抜け&にじみが見受けられました。単に個体差でありますように…

気がつくと「あれ?見当たらない?」→ 廃番です☆ ってなりますからね、こわい。
でもこれは長くレギュラーで置いてほしいなぁ…108円とは思えない出来のノートでした。

追記(2020/3/28)

幸い、こちらは人気があるようで現在も同じノートが販売されています。
2017年に少し買い置きしていたのですが、尽きたので最近、買い足しましたところ、どのノートでもじわりと裏抜け&一部のインクはにじみも発生……(ショック)

具体的には、色彩雫のインクとはあまり相性が良くない印象です。
2017年当時は全く問題なかったのになぁ…!!!
セーラー四季織「常磐松」や、ダイアミンの「Merlot」などは問題ありませんでした。

そして、いかなる時でも裏抜け&にじみ知らずなのがプラチナの純正ブルーブラック…強い。
古典インクの特性なのでしょうか? これからも愛用していきます!

追記(2022/2/6)

どうやら個体差があるような気配です。ロットによるのかな?
同じシリーズの「メモパッド」は今でも滲み&裏抜けなしの優秀さ。お勧めです。
この辺り、また改めて記事にしますね!

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3件のコメント

最近プレミアムシリーズ廃番になったのでしょうか
店で見なくなりました
文具は地雷が多いダイソーですがコレだけは出色の出来だったのに残念

1か月ほど前はまだ見かけたのですが、気になってダイソーの公式サイトを覗いてみましたところ、何やらちょうど1年ほど前の新商品紹介ページに「ハイグレードノート」という、見覚えのあるデザインのノートが…
https://www.daiso-sangyo.co.jp/item/10111
ただ、「プレミアムシリーズ」のノートもまだ通販ページに在庫があるようです。
https://jp.daisonet.com/products/4549131547870
もしかしたらプレミアムシリーズは在庫限りで、順次、ハイグレードノートに差し替えられていくのかもしれません?
ハイグレードノートの紹介画像を見ると万年筆が見えるので、インクの裏抜けしないよ!というアピール感がありますね。もし手に入れば、また試してみたいと思います!

本日ちょうどダイソーに行く機会があったので見てきました。
プレミアムシリーズのメモパッドが2冊残ってるだけで、ノートは全種類、無し…
ハイグレードノートも見つけられませんでした。うぅん。