ブルーブラック大好きマン・コダテ(@from_hkdt)です。
日記から手帳、メモ、手紙、申請書までブルーブラックで書くことが多い私。
ふと思い立ったので手持ちのノート4種×ペン11種で裏抜けチェック、あと書き味についても所感を添えてみます。
もくじ
使用したペン×11種
手持ちのブルーブラック系+裏抜けチェックしたかったインクを揃えてみました。
同じメーカーのインクでも色によって裏抜けしやすい/しにくいがありますね。
万年筆
- プラチナ「プレピー万年筆」中字 05(ブルーブラック)
- プラチナ「プレピー万年筆」極細 02(ブルーブラック)
- プラチナ「プレジール」細字 + プラチナ万年筆用カートリッジインク ブルーブラック
- プラチナ「プレジール」中字(ブラック)
- プラチナ「#3776 センチュリー ニース ロゼ」細字 + 色彩雫【天色】
- パイロット「カクノ(kakuno)」中字 + 色彩雫【深海】※コンバーターCON-70使用
プレピーとプレジールは特記以外、付属のインクカートリッジを使用しています。
私が購入したプレピーの0.5/0.3ともにインクフローは潤沢ですが、掠れて書きにくい個体もありますので要注意。うちにあるプレピーの赤はハズレ個体の可能性…(すぐ掠れる)
ゲルインクボールペン
- 三菱「ユニボール シグノ」0.5mm(ブルーブラック)
- 三菱「ユニボール シグノ」0.38mm(ブルーブラック)
- 三菱「ユニボール シグノ」0.28mm(ブルーブラック)
水性ペン
- 呉竹「ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ NO.035」(DEEP BLUE)
- 呉竹「ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ NO.038」(PEACOCK BLUE)
裏抜けチェックしたノート×4種
ここからは実際の写真を交えてご紹介!
ところでこういう時、字がきれいだと良かったなと思います…ペン字やりたいかも。
ダイソー「A5ロング W リングノート」
以前にもご紹介した、こちらのノート。中の罫線、デザインがちょっと凝っててお気に入り。
紙質は100均レベルで僅かにざらつくけど、こういうのって鉛筆と相性いいよね。
書いた感触は?
「PEACOCE」になっていて恥ずかしいことは、さて置いて。Kだったよね…
プラチナの純正ブルーブラックはとても相性がいい!
ただ、プレピーEF/シグノ0.28はやや紙を削るような感覚があって少しヒヤヒヤする(笑)
紙質のためかインクをよく吸ってくれる感じで、特にプレピーMで書くのが楽しい♪
シグノ以外は僅かにヒゲ(というのかな? 紙の繊維へ滲んだ極細の線)が発生しました。
裏抜けチェック!
んんん、「ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ」はどちらも裏抜け発生。
薄い色ならあまり目立たないかもですが、濃い色なので少し厳しい印象であります。
「プレジール」中 ブラックは薄かったり安めの紙だとほぼ裏抜けてしまう難しい子。
プラチナの純正ブラックですが、同じタイプでもブルーブラックだとセーフだから不思議。
色それぞれのインクの成分によるのかなーと思ってます。
シグノは余裕のセーフ、プラチナの純正ブルーブラックも特に気にならない、色彩雫の2種はどちらも僅かな色抜け発生。
セリア「368ページフリーノート」
一時期、売り切れ続出で品薄だった人気のノートです。
ほぼ日みたいに1日1ページで1年分+αの日記を綴ることも出来ちゃいます。
表紙は無地なので好みでデコれるのも嬉しいところ。100均だから遠慮なくやれます!
書いた感触は?
100円+税で驚きの368ページ、当然ながら紙も薄め。
まぁ、お察し…と思うじゃないですか。これが意外な底力を発揮するんですよ、すばらしい。
まず、ヒゲの発生がない。紙の繊維がより細かいのかな、滲むような感じがない。
意外なほど書きやすいんです。分厚いから物理的に書きづらくはありますが!!!(笑)
先ほど、紙を削るような感覚があった極細ペンも当たりが少し柔らかいです。
裏抜けチェック!
手持ちのペンで裏抜け率ぶっちぎりNo.1のプラチナ純正ブラック(プレジールに入れてる)ですら裏抜けしない、この実力。
余裕のセーフかと言えば、これは少しギリギリだけど!(笑) でも、紙そのものが薄めなので確かに透けては見えるんですが、裏側へ滲むようなこともなく素晴らしい。
なお、ZIGは試し書きも兼ねて80色すべて、カラーサンプルとして最後のページに書き付けてありますが、どれも裏抜け無しです。ブラボー。
イラストの着色に重ね塗りしたものもあるんですが、それも特に裏抜けしなかったです!
コクヨ「ソフトリングノート」
100均ノートが続きましたが、ここからは大手の文具メーカー製品が並びます。
まずはコクヨさん。何と言ってもコクヨ独自の「やわらかリング」が素晴らしい。
柔らかいので手にあたっても邪魔にならず、リングノートのデメリットを解消してます。
中は「上質紙」です。きめ細かく滑らかでつるつる系。ドット入り罫線、助かります。
書いた感触は?
そりゃーいいに決まってますぜ!
ただ、つるつる系ゆえなのかプラチナ純正ブルーブラックが僅かに弾かれるような印象…?
と言っても、そう感じるのはプレピーEFぐらいなので、インクよりもペン先の紙当たりかな。
逆にプラチナ純正ブラックは絶好調。とても書きやすいです。
あとは色彩雫2種。こちらもさらりさらりと、書き味を堪能できます。
「この紙なら裏抜けしない」だろうという全幅の信頼を寄せるゆえに自信をもって書ける!
裏抜けチェック!
裏抜けがなさすぎて、カメラのピントを合わせる方が大変でした(笑)
万年筆でもゲルボールペンでも水性ペンでも好きなので書いたらいいじゃない、という実力。
マルマン「Mnemosyne(ニーモシネ)」
この紙質に惚れ込んで、メモ帳やToDoリストなど揃えてます。とにかく使いやすい。
紙へのこだわりも高くて惚れ惚れします。
ニーモシネの本文用紙はマルマンのオリジナル筆記用紙です。書きやすさに重点を置いて国内で設計・製造されており、文字のかすれ・にじみ・裏抜けがほとんどありません。耐久性にもすぐれ、1枚に切り離してもしっかりとした張りを保ちます。頭に浮かんだ構想を書き出したくなる使い心地です。
マルマン|Mnemosyne 公式サイト より抜粋
その通り、文字のかすれ・にじみ・裏抜けがほとんどありません。
少なくても私は一度も経験したことがない。それゆえに長く愛用しているブランドです。
…その割にノートを持ってない衝撃の事実が判明したので今度、買ってきます。
書いた感触は?
つるつる系ではあるのですが、不思議とペン先のあたりが柔らかい。
先ほど、やや弾かれるというか僅かな違和感があったプレピーEFもこちらでは気持ちいい。
どのペンでも滑らかに、心地よい書き味を堪能できました!
コクヨのノートと同じく「裏抜けするはずがない」という絶大な信頼を寄せている紙のため、遠慮なく書きつけられます。いつまでも何かを書いていたい気分にさせられる。
小さなメモ帳のため、裏抜けしないと知っているシグノとZIGは端折ってしまいました。
裏抜けチェック!
こちらも裏抜けがないゆえに、カメラのピントが合わない!(笑)
リングにピントを合わせてから撮影しました…この精緻なミシン目に見惚れます。
ここから破るのが楽しいのが、難点といえば難点かもしれない。むやみに切り取りたくなる。
おまけ:実際の使用例
今回、裏抜けチェックに使用したノートとペンは全て日々愛用しているものです。
セリア「368ページフリーノート」
三日坊主率が高い私にとって、続けられるかどうか不安な「ほぼ日」スタイルは高い買い物で終わってしまう危険性があったので、まずはセリアの368ページフリーノートでトライ中。
…毎日書いていれば去年10月ぐらいには使い切っているはずなんですが、今7月です。
でも、それなりに続けてますよ!
このノートでよく使うペンは「プレピーM」「kakuno」「ZIG」、次点で「シグノ」です。
万年筆の書き味にハマる以前はシグノ一択でした。
ちなみに色彩雫「松露」も裏抜けなく、ZIGの「#38 PEACOCK BLUE」と相性最高!
色彩雫「深海」には、ZIGの「#35 DEEP BLUE」&ダイソー和柄マステで日本の夏っぽさ。
コクヨ「ソフトリングノート」
裏抜けしないので、存分にZIGで色塗りを楽しめちゃいます。
主線は、ここではコピックのマルチライナー0.3を使用しましたが、耐水性があるシグノでもいいと思います。シグノのブラウンブラックとか良さそう。
文字メインで書く時は表紙の色に合わせ、色彩雫「天色」を愛用しています。
プラチナ「#3776 センチュリー NICE ニース #5 ロゼ」はいわゆる金ペン(ペン先が金)なので、このノートで存分に書き味を堪能!
ちなみに、ZIGで色を塗り重ねても特に裏抜けなし!
こういうスケッチ用ノートに、ニーモシネの「A5ノート(特殊無地)」を用意したいな。