我が家の貴重な金ペン「プラチナ センチュリー#3776 ニース ロゼ」に3~4回ほど飲ませていた色彩雫【天色】が乾されました。意味的にも色合い的にも、また天色を飲ませたくなる衝動をグッとこらえ、今回は新しく色彩雫【月夜】をチョイス!
※カエレバ「月夜」
そのためにはまず、インクの色や成分が混ざらないようにコンバーターを洗浄します。
難しいことはないので試してみましょう。
参考 万年筆のお手入れ方法(洗い方)を教えてください。 | よくある質問 | PILOT
参考 コンバーター式万年筆の手入れとインク補充方法 | 万年筆専門ページ | ピントル
万年筆(回転式コンバーター)の洗浄
既に何度かやっているので慣れてきました。今回はコンバーターの洗浄ですが、カートリッジ式の場合も色を替えるとか、ドライアップして不調な時は洗浄が必要ですね。
さて、始めてまいります。
用意するもの
- 洗浄に使ってもいいコップ、ガラスの空き瓶など
- 水 or ぬるま湯
- ティッシュ(不要なインクの吐き出しや零したインクの拭き取り用)
- やわらかい布(ペン先の拭き取り用)
- ※手を汚したくなければポリエチレン手袋など(100均でOK)
まずはこれを最後まで下げきります。キュルキュル。
コップやガラスの空き容器などに水 or ぬるま湯を用意。ペン先を、そっと中へ。
うっかり、ペン先を底に当てて傷めないよう注意!
かと言って浅く入れてもうまく吸い上げることは出来ません。もっと、ぐいっと。
今回は手近にあったミニジャムの空き瓶を使おうとしましたが、どう考えても小さいと気付いたので、実際には筆洗いに切り替えて洗浄を開始しました…ある程度の深さが必要です。
インクを飲ませるときと同じ要領で水を吸い上げ、そして吐き出します。
綺麗になるまで以下リピート。
インクの吸入は回転式が好きだなと思う派なんですが、洗浄の時は少ししんどい。
ひたすら回す作業なので…洗浄はプッシュ式の方が楽だと思います。
ちなみにパイロットのコンバーター(使用例:カクノ)は、CON-40とCON-70で吸入方式が違います。CON-40は回転式、CON-70はプッシュ式です。
実は同日にカクノの深海も使い切って洗浄→吸入しました(笑) 洗浄はプッシュ式が楽。
だいぶ綺麗になりましたね! さらに2~3度、繰り返した後は柔らかな布で拭き取ります。
私はティッシュ使っちゃいますが。眼鏡のレンズを拭く布あたりが最適なのでは。
洗浄完了!
いやぁ、やはり美しい…何度見ても惚れ惚れします。
ニースの海を思わせる色彩雫【天色】にこだわって飲ませ続けてました。
裏側。ティッシュで拭く場合は、ペン芯の細かく凹凸がある部分にティッシュの繊維が入り込んでしまう場合があるので要注意。
1日ぐらい置いて、中までしっかりと乾かせば完成です。
色彩雫【月夜】を吸入
さて。この#3776に【天色】以外を、初めて飲ませることになります。
色彩雫【月夜】+【山栗】で試筆
ガラスペンで試筆済みではありましたが、やはり良い色ですね!
こうして見ると、やはり【松露】の方が僅かにグリーン寄りなのだと実感。
フィニッシュの色がまた美しいんですよね…(最愛の色)
F(細字)なのでどれぐらい色味が出るかなと思いましたが、問題なく美しい。
ZIGのNo.038(ピーコックブルー)は、松露/月夜どちらとも相性が良いですね!
せっかくなので同日、カクノに飲ませた色彩雫【山栗】もどうぞ。
秋~冬にブラウンブラック系が欲しくて。プレゼント本当にありがとう…(*´∀`)✨
ZIGならNo.068(ディープブラウン)と相性が良さそうかなと思います。
なお、試筆に用いたノートは例のダイソーノートです。裏抜けゼロ。素晴らしいな!
http://note.lilish.com/stationery/notebook/daiso_note