どうせなので他の手持ちノートでも、インクの裏抜けチェックをしてみようと思い立つ。
新しいデジカメがWi-Fi内蔵でパソコンへの転送が手軽になりましたしね!
もくじ
今回、裏抜けチェックするのはダイソーノート2種
- 用意したノート
- A5 Wリングクラフト表紙ノート 80枚/¥108
- B6 Wリングノート(PVCカバー)80枚/¥108
ちなみに前回の裏抜けチェックはこちら!
ダイソー:A5 Wリングクラフト表紙ノート
そもそもスケッチ向けという感じの紙質で少しざらざら。ただ、更紙ほどザラついてるわけでもなく、ある程度は滑らかさもあります。紙自体は薄め。
なので、普段は鉛筆やシャーペンぐらいしか使用していないのですが、物は試し。
書いた感触は?
先発・プラチナ「プレジール」ブラック選手。
同じプラチナのインクカートリッジでも、ブルーブラックと違って裏抜け筆頭ですが…
僅かなにじみ。「あ、これは裏抜けしてるな」と確信させてくれます(笑)
彼(?)の名誉のために言えば、ハガキや万年筆向けの紙では活躍するんですよ!
ややざらつく紙質のため、鉛筆やシャーペンと相性がいい反面、万年筆だと少し引っかかりを感じるように思われます。preppy(M)ブルーブラックぐらいでしょうか、さらさらなの。
ユニボール シグノは全般的に優秀。ただ、さすがに太字はにじむ…!
前回は出さなかったブラウンブラックやボルドーブラックも召喚。どんだけ好きなのシグノ。
久々に取り出した金・銀は時間経過のせいなのか少しネバつきが発生。そういえばダイソーで黒いノートが出たと見かけた気が…こちらで近々、チェックしたいですね。
その時は パイロット Juice up 04 のホワイトとパステルグリーンも試してみます。
呉竹 ZIGクリーンカラーリアルブラッシュはインクを吸われる感じで、こちらも裏抜けを予感させる僅かなにじみ…(というかヒゲ?)
裏抜けチェック!
ですよねー! 実は微妙な線も含め、ほとんどのペン(インク)が裏抜けしました。
上の写真だとわかりづらいかもなのでさらに寄ってみます。
セーフだったものだけ挙げてみます。
- プラチナ「preppy」M ブルーブラック
- プラチナ「preppy」EF ブルーブラック
- 三菱「ユニボール シグノ」0.38mm ※ただし、ぎりぎりセーフ気味
裏抜けしてそうだなーと思ったものは全て裏抜け発生。
同じ「preppy」でもバイオレットがアウトだったり、今回は色彩雫が2色ともアウト。
それにしてもプラチナ純正のブルーブラック、ほんと裏抜けしにくい。すごい。
やはり鉛筆やシャーペンが一番、書きやすい紙だと感じます。私もスケッチ用にしてます。
でもせっかくなので、裏抜けしなかった記念でプレピーのブルーブラックでスケッチ。
ダイソー:B6 Wリングノート(PVCカバー)
これは面白い作りになっていて、前半が方眼付き+上部1/3ぐらいが無地、後半はクラフト紙です。(詳しくは「100均のノートたち」で紹介)
前半部分の紙、触ってみても「あ、薄い」ってわかります。裏抜けしやすそうだなぁ…
危険だなと思った時は「プラチナのブルーブラック」または「シグノ」のどちらかで書くことにしていますが、今回はきっちりチェック!
書いた感触は?
「~今回はマステを貼ってみた。」部分は2年前に書いたもの(preppyのブルーブラック)
1~6+ユニボールが今回、裏抜けチェックのために書いた部分です。
書いた感じですが…おっと、プレジールのブルーブラックにわずかなにじみが。珍しい。
プレジールもpreppyにも同じプラチナ純正のインクカートリッジを入れてます。
つまりインクは同じなんですが、preppyのMとEFは特に問題ありません。
色彩雫2色はどちらも、ややにじみました。
プレジールのブラックはいつもどおりです(にじみました)
ユニボール シグノは毎度、にじみません。こちらはゲルインクの特徴なんでしょうね。
裏抜けチェック!
これまた、わかりやすく裏抜けしてます。再び、セーフだったものだけ挙げてみます。
- プラチナ「preppy」M ブルーブラック
- プラチナ「preppy」EF ブルーブラック
- 三菱「ユニボール シグノ」0.38mm ※ブラック/ボルドーブラックはぎりぎり
スペースの関係でZIGは試してませんが、裏抜けするだろうなぁ…と予想。
プラチナ純正ブルーブラックの中で、プレジールだけ少し裏抜けしてます。ペン先については preppyもプレジールも同じとのこと。インクも同じ。ちょっと不思議。
このノート、私はシグノのブルーブラック/ブラウンブラックで書き付けてます。
おまけ:「裏抜け」と「裏移り」の違いって何?
私も混同しがちな、この2つ。
先日、裏抜けチェック記事を書く際に調べてみました。
「裏抜け」とは
裏抜け(うらぬけ)とは印刷や筆記など、紙の上にインクで文字や図形などを記すとき、紙の裏側までインクが浸透してしまう状態のこと。
万年筆やつけペン、羽根ペン等の筆記具においては、字の折れや、止まる部分が、紙の裏から見たときにはっきりと分かるような状態になる。
今回、チェックしてるのは「紙の裏側までインクが染みてるかどうか」なので、こちらです。
「裏移り」とは
裏移り(うらうつり)は、紙等の印刷物を表面の印刷インクやペンのインクがまだ乾いていない状態で複数枚重ね合わせたとき、上側の印刷物の裏面にインクが転写されてしまう現象のこと。
実はずっと「紙の裏側にまでインクが移ること」を裏移りと呼ぶのだと思ってました。
こういうことだったんですねー! ただし、
また、インクが紙に染み込んでその裏側まで染み出してしまう裏抜け現象のことを裏移り(裏写り)と呼ぶ場合もある。
とのことでした。