以前、ペン立てを作ってから愛用しているダイソーのカラーボード。
約450×300×厚さ5ミリでとても軽く、カラーバリエーションや素材違いもあり、もっと大判タイプも売られています。色々と活用していると増えてくるのが…
そう、余った端材。サイズもばらばら、何かに使えるだろうと取り置きしてたもの。
意外と細いものも使えたりするんですよ~、例えば行灯の骨組みにも利用できちゃう!
ただ、今回は何か別なものに利用したくて考えてみました。
気楽に持ち運べるスマホスタンドを作ろう
愛用中のスマホスタンドはあるのですが、旅行先だとか図書館だとか、ちょっとした出先でもスタンドに置きたいときってありません?
もちろん、携帯性に優れた折りたたみ式のスマホスタンドが100均でも売られてるから、それで間に合うわけなんですが、余った端材を再利用すれば新たな出費は抑えられます。
どんなものにするか2パターンほど考えましたが、1つ目は試作品を使用してみたら微妙…
2つ目は試作した後、さらに調整したものです。今回はこちらをご紹介しますね!
ダイソーのカラーボードで作るスマホスタンド
今回は余った端材で作りましたが、カラーボード1枚あれば十分です(余ります)
スマホスタンド:設計図PDF
STEP 1:まずはパーツを切り分けよう!
●用意するもの
ダイソーのカラーボード(厚さ5mm)1枚 or 端材、カッター、定規、シャーペン
●あると便利なもの
カッターマット、デザインナイフ
…実はちょっとだけ失敗して設計図より幅5ミリほど小さくなりましたが、些細なことです。
私は「どうせ切るから」とシャープペンシルでどんどん線を引いていきます。
設計図は用意しましたが、フィーリングでも割と何とかなる緩さなので大丈夫です。
カッターで一度に切ろうとはせず、3~4回ぐらい引く方が安定して切れます。
座っているより、立って体重を乗せる方が定規も動かず真っ直ぐに切れますよー!
5ミリ幅のところはカッターだと切りづらいので、細いデザインナイフがオススメ。
デザインナイフは100均にも売られていますが、5ミリの深さまで入るタイプならばOK。
なければ彫刻刀でも代用できそうです。
切った後、裏側からも少し切ると楽かもしれません(私はそうしてます)
無理すると刃が折れることもあるでしょうから、どうぞ慎重に。
STEP 2:切り分けたパーツを差し込もう!
25ミリ同士、5ミリ同士でそれぞれ差し込むと、スタンドが安定します。
2枚用意するのが面倒な場合、真ん中に1枚だけ挿し込むというのでもいけるのでは。
STEP 3:完成!
パーツを切るのが一番大変なので、STEP 1さえ出来ればクリアも同然です。
ちょっと切断面が荒いですが、気になる方は丁寧にカットしてください…
スマホを乗せる部分がボードの側面部なのでそれなりに頑丈です。
ここで「ZenFone GO」を乗せてみました。スマホの中ではサイズが大きめの部類です。
このスマホは充電用ケーブルを下につなぐタイプなので、ちゃんとその分の高さを取ってあります。ここが低いと、充電状態でスタンドに置けないんですよね…こちらは大丈夫です!
真横。試作時は乗せる部分が短すぎて少し不安定だったけど、ほぼ倍にしたので安定!
B・Cパーツを外した状態で携帯し、出先で組み立てればOK。
組み立てるのに1分もかからない上にとても軽い。個人的には満足ですよー!
設計は「Tinkercad」を使ってみた
Illustratorで済ませる予定でしたが、組み立てた感じも見たくて探してみました。
DIY向けの良さそうなツールもあったのですが、「無料」「ブラウザで使える」というこちらが手軽そうだったので今回はこちらをチョイス!
海外サイトですが日本語対応、かなり直感的に使えたのでありがたかったです!
参考 Autodeskのクラウドアプリ『Tinkercad』日本語版がスタート!設定方法も紹介
参考 3DCADの使い方(TINKERCAD) – NOBのArduino日記!
おまけ:失敗パターン
これが板やプラスチックなら問題はなかったんですが、カラーボードでは厳しかった…
2枚で済むし、シンプルでいい! 台形部分はケーブルが通る穴です。
完成! やったー! でも…でも何となく察する不吉な未来……スマホを乗せる。
あああーーーーーーーー!
…そうです、ハの字型なので力を逃がすことも出来ず、重さが直接、接合部に…
小さく「みしっ」て音がしました。ほんとに。
予想された未来だった。(自然と折れ目が付いてしまった図)